新潮社・ENGINE・9.10月号の中にあるMy car & My House クルマと暮らす理想の住まいを求めて(Vol.77)という記事に掲載されました。
事務所を開設後、初めて設計に取り組んだ住宅です。
設計期間は一年以上にもなり、私たちも家主さんもそれだけの情熱と熱意をささげていました。
設計や空間において、クルマに対して考慮していることは特段…あまりないのですが…
クルマは、手・足・目・耳で運転し、気持ちよくドライブしたり、好きな音楽を聴いたり、動画や音声で勉強したり、趣味や大切な人のことを思って使い方や機能性のイメージを求めたりと…自然環境や人の暮らしと密接に関わっているという点で住空間と似ていると思います。
そのためクルマの背景には、形や色のデザイン・製造メーカーや歴史などの他にも…こだわり、惹かれたところ、野望などなど…人それぞれの多種多様なストーリーや背景がある…と記事の取材を通して新たな気づきがありました。
そういったことが接点なのだと思います…Instagramでの写真をきっかけに…家主さん、ジョースズキさん、私たちが出会ったように感じております。
記事の中で家主さんが私たちを「戦友」という言葉で表現していただいたことは、とても励みになりました。
感謝の念でいっぱいです。
初心を思い出し、これを糧に設計に取り組んでまいります。
最近は…車のようなモノコック構造で建築・空間をつくることで…新たな気持ちの良い空間がつくれないか…そんな可能性を考えております!

